イングリッシュ道場 講師の間宮隆量です。

 

English through music

音楽から英語を学んでみましょう!

 

 

最近ぼくも練習している、
「ゴッドファーザー」愛のテーマ を題材にやっていきます!

 

※ぼくの歌です↓

 

 

 

英語の正しい発音とリズム感でカッコよく歌いましょう。

歌う前にまず歌詞の意味をチェックします。

 

 

歌詞と日本語訳

Speak softly love

お前、そっと話してごらん

 

and hold me warm against your heart

そして君の胸によりかかるように僕を暖かく抱きしめてくれ

 

I feel your words

僕は君の言葉を感じるんだ

 

the tender trembling moments start

愛のこもった震えるような瞬間が始まる

 

We’re in a world, our very own

僕たちはまさに僕たちだけの世界にいるんだ

 

Sharing a love that only few have ever known

ほとんどの人が経験することのないような愛を分かち合っているんだ

 

 

Wine colored days warmed by the sun

太陽で暖められたワイン色の日々

 

Deep velvet nights, when we are one

僕たちが一つになる、深くてビロードのようになめらかな夜

 

Speak softly love

お前、そっと話してごらん

 

so no one hears us but the sky

空以外の誰にも聞こえないように

 

The vows of love we make will live until we die

僕たちがする愛の誓いは死ぬまで生き続けるんだ

 

My life is yours, and all because

僕の人生は君のもの、そして全ては

 

You came into my world with love so softly love

君が愛と共にとてもそっと僕の人生に入ってきてくれたからなんだ、お前。

 

 

 

 

この歌詞から学べる英語の知識

softly の使い方

Speak softly love

お前、そっと話してごらん

 

 

softlyは、『声』や『音』に関して
「穏やかに」「静かに」という意味です。

(対義語:loudly)

 

 

【例文】

She speaks softly.

=She speaks in a soft voice.

「彼女は静かな声で話す。」

 

 

形容詞形の soft で他の意味もチェックしてみましょう。

 

 

soft(形容詞)

優しい

(対義語:hard)

 

Kate has a soft heart.

「ケイトは心が優しい。」

 

厳しくない、寛大な(~with または on)

(対義語:tough)

 

She is too soft with [on] her son.

「彼女は子供に甘すぎる。」

 

(体、筋肉が)弱い、軟弱な

(対義語:strong)

 

He has become soft through lack of excercise.

「彼は、運動不足で体が弱くなってしまった。」

 

 

 

 

love の使い方

Speak softly love

お前、そっと話してごらん

 

 

恋人への呼びかけの言葉

「あなた」「お前」

 

 

 

 

warm は本来 warmly

and hold me warm against your heart

そして君の胸によりかかるように僕を暖かく抱きしめてくれ

 

 

実は warmly「暖かく」が文法上は正しいのですが、
リズムをより良くするため warm を使用しています。

 

 

 

 

against の使い方

and hold me warm against your heart

そして君の胸によりかかるように僕を暖かく抱きしめてくれ

 

 

against は「接触」「圧迫」「衝突」という視点で
「~に対して」「~に押し付けて」「~によりかかって」
という意味になります。

 

 

【例文】

He is leaning against the door.

「彼はドアにもたれかかっている。」

 

She put her ear against the wall.

「彼女は壁に耳を押しあてた。」

 

A car ran against the wall.

「車が塀に衝突した。」

 

 

 

against の原義は「向かい合って」ですが、
それが「対立」に発展しました。

 

He fought against his enemy.

「彼は敵と戦った。」

 

 

 

対立の意味を持つ「with」を使った

He fought with his enemy.

よりも、against のほうが「対抗して」の意味が強いです。

 

 

 

 

heart の意味

and hold me warm against your heart

そして君のによりかかるように僕を暖かく抱きしめてくれ

 

 

heart は「胸部」「心臓」の意味です。

 

 

 

 

tender の意味

the tender trembling moments start

愛のこもった震えるような瞬間が始まる

 

 

tenderは「柔らかい」「柔和な」
「優しい」「愛のこもった」という意味です。

 

 

 

 

tremble の意味

the tender trembling moments start

愛のこもった震えるような瞬間が始まる

 

 

trembleは「震える」という意味です。

 

 

 

 

省略された「world」

We’re in a world, our very own

僕たちはまさに僕たちだけの世界にいるんだ

 

 

「our very own」の次に
「world」が入るはずですが、省略されています。

 

our very own world

=「まさに僕たち自身の世界」

 

 

 

 

a love と only few について

Sharing a love that only few have ever known

ほとんどの人が経験することのないような愛を分かち合っているんだ

 

 

love は不可算名詞(数えられない名詞)ですが、
a をつけることがあります。

 

a love of learning

「好学心」

 

have a nature of love

「自然を愛好する」

 

 

only a few で「ほんのわずかの」という意味になりますが、
リズムの都合上、a をカットしたと思われます。

 

 

 

 

Wine colored という表現

Wine colored days warmed by the sun

太陽で暖められたワイン色の日々

 

 

a cream-colored shirt だと
「クリーム色のシャツ」となります。

 

 

基本的な色(赤・青・黒など)の場合は、

a red(blue/black) shirt

という書き方でいいのですが、

 

「クリームみたいな色」「ワインみたいな色」など、
あまりない色(モノの名前を借りて呼ぶ色)の場合は

a cream-colored shirt

という書き方になります。

 

 

 

 

velvet の意味

Deep velvet nights, when we are one

僕たちが一つになる、深くてビロードのようになめらかな

 

 

velvet は「ベルベット」「ビロード」
「滑らかさ」「柔らかさ」を表します。

 

 

 

 

but の使い方

so no one hears us but the sky

以外の誰にも聞こえないように

 

 

ここでの but は
「~を除いて」「~以外に」「~の他は(except)」
という意味になります。

 

every、any、no、all、none の後に続けて使います。

 

 

【例文】

He ate nothing but bread.

「パン以外は何も食べなかった。」

 

Everyone but me was tired.

「私以外はみな疲れていた。」

 

 

 

 

vow の使い方

The vows of love we make will live until we die

僕たちがする愛の誓いは死ぬまで生き続けるんだ

 

 

The vows of love (that) we make

関係代名詞 that が省略されています。

 

 

We make the vows of love.

という書き方だと、
「私たちは愛の誓いをする」という文章になります。

 

 

vow は「神に対しての(神にかけての)」
「~の(~する)誓い」という意味です。

 

make a vow
=take a vow
=「誓う」

 

 

【例文】

She made[took] a vow to study hard.

「彼女は熱心に勉強すると誓った。」

 

 

 

また、他動詞で「誓う」という意味でも使えます。

 

【例文】

She vowed never to smoke.

=She vowed that she would never smoke.

「彼女は禁煙を誓った。」

 

He vowed revenge on his enemies.

「彼は敵に復讐を誓った。」

 

 

 

 

until の使い方

The vows of love we make will live until we die

僕たちがする愛の誓いは死ぬまで生き続けるんだ

 

 

until / till は「~まで」という意味です。

 

これに対し、by / by the time は「~までに」となります。

 

 

(×) I will wait by 10 o’clock.

「10時までに待つ(?)」

 

(〇) I will wait till 10 o’clock.

(〇) I will wait until 10 o’clock.

「10時まで待つ」

 

 

(×) Come home till 9 o’clock.

(×) Come home until 9 o’clock.

「9時まで帰って(?)」

 

(〇) Come home by 9 o’clock.

「9時までに帰って」

 

 

(×) Wait here by the time I come back.

「帰ってくるまでにここで待ってて(?)」

 

(〇) Wait here till I come back.

(〇) Wait here until I come back.

「帰ってくるまでここで待ってて」

 

 

(×) It will be dark till he comes back.

(×) It will be dark until he comes back.

「彼が戻ってくるまで暗くなっているだろう(?)」

 

(〇) It will be dark by the time he comes back.

「彼が戻ってくるまでには暗くなっているだろう」

 

 

 

 

by と before について

We got home by 5 o’clock.

「5時までに帰った(5時ギリギリ)」

 

We got home before 5 o’clock.

「5時前に帰った(漠然と5時より前に)」

 

 

 

 

 

おまけ:ゴッドファーザーの有名なセリフ

マーロン・ブランド扮するドン・コルレオーネの有名なセリフです。

 

Don corleone: I’m gonna make him an offer he can’t refuse.

「彼には断れない提案をするつもりだ。」

 

 

gonna

=going to

 

make an offer

「提案する」

 

make someone an offer

「人に提案する」

 

refuse

「拒む」「断る」

 

 

 

 

音楽や映画から英語を楽しく学ぶのもいいですね。

それではまた! ファイトー!

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English道場 講師:間宮 隆量(まみや たかかず)

 


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