イングリッシュ道場 講師の間宮隆量です。
英検1級レベルの単語である『mortify』を
カンタンに覚えられるように解説します!
この単語の語源は「mort」です。
「death」や「to die」と同じ「死」という意味になります。
「mort=死」さえ覚えておけば、
mortが変化した英単語がいろんな形で出てきても
内容がだいたい予測できますね!
物理的な死の他、精神的な死(恥をかかせるなど)
の意味で使われることも多いです。
それでは実際にどんな形で出てくるのか、
どんな意味でとらえればいいのか、
具体的に見ていきましょう!
『mortify』を語源で覚えよう!
さて、『mortify』は
「屈辱を与える(恥をかかせる)」
「禁欲する(抑制する)」といった意味になります。
語源で考えると、
「mort+ify」という2語で成り立っています。
- 語源で覚えよう!
-
mortify
-
mort(死)+ify(動詞化:~にする)
-
「死の苦しみを与える」
-
「屈辱を与える」「(肉体、欲望について)抑制する」「禁欲する」
mortification(名詞形)
「禁欲」「屈辱」
「+ify」以外の別の形もみていきましょう。
ひとつずつ暗記するのではなく、
「mortに●●をかけあわせているからこうなるんだ」
と語源で理解できるとラクです!
+al(形容詞化)
- 語源で覚えよう!
-
mortal
-
mort(死)+al(形容詞化)
-
「死の」「死に関する」「死ぬ運命にある人間の」「致命的な」
mortals
「(死ぬ運命にある)人間」
mortality(名詞形)
「死すべき運命」「死亡率(=mortality rate)」「人間」
↑ 否定形で逆の意味になると ↓
- 語源で覚えよう!
-
immortal
-
im(~でない=in)+mort(死)+al(形容詞)
-
「不滅の」「不死の」「不死の人」「名声不朽の人」
immortality(名詞形)
「不死」「不朽(の名作)」
+cian(人)
- 語源で覚えよう!
-
mortician
-
mort(死)+cian(人)
-
「死を扱う専門家」
-
「葬儀屋」
+gage(質入れ、担保)
- 語源で覚えよう!
-
mortgage
-
mort(死)+gage(質入れ、担保=pledge)
-
「死んだときに備える担保」
-
「抵当(に入れる)」「(抵当権付き)住宅ローン」
超上級編
- 語源で覚えよう!
-
morgue
-
mor(死)
-
「死体安置所」≒mortuary
「mortuary」はmort(死)+ary(場所)で
「死体安置所」「葬儀場」という意味です。
- 語源で覚えよう!
-
postmortem
-
post(後=after)+mort(死)
-
「(遺体を検査して死因を調べる)検死」「死体解剖」「死後の」
- 語源で覚えよう!
-
moribund
-
mori(死)
-
「瀕死の」≒dying
『mort』を使った5つの例文
実際に出題される例文を見て練習してみましょう!
- 『mortify』を使った例文
-
She was mortified to learn that her proposal had been rejected.
- 『mortality』を使った例文
-
Ebola victims have a mortality rate of up to 90 percent.
- 『morticians』を使った例文
-
Most morticians work in funeral homes.
- 『mortgage』を使った例文
-
She applied for a mortgage at a bank.
- 『moribund』を使った例文
-
The patient was moribund.
お疲れ様でした!
それではまた。ファイトー!
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English道場 講師:間宮 隆量(まみや たかかず)
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