イングリッシュ道場では授業外でも毎週、
生徒さんのレベルに合わせた問題と解説を
メールやLINEでお送りしています。
このページでは、これまでに生徒さんに
お送りしたメールやLINEの中から、
英検準2級レベルの問題を一部ご紹介します。
問題1:confused / expressed / separated / promoted
- 【問題】()に入る答えは1~4のうちどれか?
-
Elizabeth has been ( ) to sales director at her company.
She’s very excited about her new position.
1. confused
2. expressed
3. separated
4. promoted
この問題の解説
promote は「(人)を昇進させる」や
「~を促進させる」という意味で使われます。
- 語源で覚えよう!
-
promote
-
pro(「前へ」)+mote(=move「動かす」)
-
「地位を前へ動かす」「物事を前へ動かす、速くはかどらせる」
-
「昇進させる」「促進させる」
promotion
「昇進」「促進」
promotion video
「プロモーションビデオ」(販売を促進するための動画)
be promoted to 役職
「役職に昇進させられる」
→役職に昇進する
他の選択肢の解説
1. confuse「混乱させる」
- 語源で覚えよう!
-
confuse
-
con(「共に」)+fuse(「注ぐ」)
-
「一緒に注いで混合させる」
-
「混乱させる」
be confused
「混乱させられる」
→「混乱する」
【名詞形】confusion「混乱」
fuse「注ぐ」
↑これを覚えておくと便利!
例えば、refuse は「拒否する」という意味ですが、
語源の fuse がわかっていれば意味が予測できます。
- 語源で覚えよう!
-
refuse
-
re(「元に」)+fuse(「注ぐ」)
-
「注がれたものを元に戻す」
-
「拒否する」
↑ラブレターを渡したけど、
相手に突き返されるイメージ(悲しー!)です。
2. express「表現する」「急行の」「急行列車」
- 語源で覚えよう!
-
express
-
ex(「外に」)+press(「押す」)
-
「気持ちを外に押し出す」「列車を駅から外に押し出す」
-
「表現する」「急行の、急行列車」
expression
「表現」「表情(気持ちが顔の外にでる)」
press「押す」=push
↑これを覚えておきましょう!
重圧に押されて感じる pressure「プレッシャー」もコレです!
pressがわかっていれば、
「感動させる」という意味のimpressもわかりやすいです。
- 語源で覚えよう!
-
impress
-
im(「中に」=in)+press(「押す」)
-
「心の中に押しつける」
-
「感動させる」
3. separate「分ける」「分かれた」
陸上のコースで、各レーンが分けられたコースを
separate course「セパレートコース」といいます!
また、女性の上下が分けられた水着を
「セパレート水着」といいます(※和製英語)。
※本来の英語の言い方は two-piece swimming suit です。
問題2:capacity / connection / majority / balance
- 【問題】()に入る答えは1~4のうちどれか?
-
The elevator in the office building has a ( ) of only 10 people, so many employees use the stairs in the morning.
1. capacity
2. connection
3. majority
4. balance
この問題の解説
capacity は「収容能力」「能力」です。
日本語の「キャパ」は capacity のことで、
ある場所の収容能力を意味します。
場所 has a capacity of 数字
「場所は数字のキャパがある」
で覚えましょう!
This concert hall has a capacity of 500.
「このコンサートホールのキャパは500人です。」
他の選択肢の解説
2. connection「関係」「つながり」
コネ(connection)がある
→「人間関係のつながりがある」
動詞は connect「つなぐ」です。
connect(つなぐ)+or(〜するもの)
→ connector(コネクター)
→ 機械と機械をつなぐもの
3. majority「大多数」
対義語は、minority「少数派」となります。
形容詞の major「大きい」「メジャー」と
minor「小さい」「マイナー」の変化形です。
大リーグ=メジャーリーグ(major league)から考えると楽です!
4. balance「バランス」「釣り合い」「バランスをとる」
語源はラテン語で「2つの皿」という意味で、
そこから「バランスをとる」になりました。
天秤で釣り合いがとれているイメージです。
問題3: attention / peace / profit / contact
- 【問題】()に入る答えは1~4のうちどれか?
-
The price of vegetables was very low this year, so many farmers did not make much ( ) from selling their products.
1. attention
2. peace
3. profit
4. contact
この問題の解説
profit は「利益」「儲け」という意味の単語です。
make a profit
「利益を作る」
→「利益を得る(もたらす)」「儲けを出す」
- 語源で覚えよう!
-
profit
-
pro(前向きに)+fit(作る)
-
「利益」「儲け」
profitable
→ profit(利益)+able(できる)
→「利益を出すことができる」
→「儲かる」
- pro「前に」は便利!
-
pro(前に)+gress(進む)
→ progress「前進する」「進歩する」
他の選択肢の解説
1. attention「注意」「注目」
Attention, please.
「皆様に申し上げます。(注意して聴いてください。)」
この形もよく出ます。
↓
Pay attention to 〜
「〜に注意を払う」
2. peace「平和」
この言い方もチェック!
↓
peaceful「平和な」「落ち着いた」
4. contact「接触」「連絡」
コンタクトレンズ(contact lens)のコンタクトと一緒です。
目に「接触」させて使うレンズという意味で、この名前になりました。
「コンタクトをとる」→「連絡をとる」
という日本語もよく使われますね。
【動詞】
contact 人「人に連絡する」
↑
この表現は、間違いを探すタイプの問題によく出題されます。
問題例:「暇なときに連絡してくれない?」
(×)Can you contact with me when you are free ?
(○)Can you contact me when you are free ?
問題4: impression / invasion / audition / objection
- 【問題】()に入る答えは1~4のうちどれか?
-
Andy had an ( ) today to become a trumpet player in his high school’s orchestra.
Next week, the teacher will tell him the result.
1. impression
2. invasion
3. audition
4. objection
この問題の解説
audition「オーディション」「審査」
aud(i)「聞く」とおぼえましょう!
オーディオ(audio)は
「音楽や音の再生」「録音装置」「聞こえる」に由来します。
- 語源で覚えよう!
-
audition
-
audi(聞く)+tion(名詞「〜すること」)
-
「歌や演奏を聞いて合否を決める審査」
- 語源で覚えよう!
-
auditorium
-
audi(聞く)+rium(場所)
-
「聞く場所」
-
「公会堂」「ホール」「観客席」
他の選択肢の解説
1. impression「印象」「感動」
【動詞形】impress「印象づける」「感動させる」
- 語源で覚えよう!
-
impress
-
im(中に=in)+press(押す)
-
「心の中に押し付ける」
-
「印象づける」「感動させる」
- 語源で覚えよう!
-
express
-
ex(外に)+press(押す=push)
-
「気持ちを外に押し出す」「列車を駅から外に押し出す」
-
「表現する」「表す」「急行の」「急行列車」
- 語源で覚えよう!
-
depress
-
de(下に)+press(押す=push)
-
「押し下げる」「心を押し下げる」
-
「がっかりさせる」
2. invasion「侵入」「侵略」
【動詞形】invade「侵入する」
- 語源で覚えよう!
-
invade
-
in(中に)+vade(行く=go)
-
「侵入する」「侵略する」
- 語源で覚えよう!
-
evade
-
e(外に=ex)+vade(行く=go)
-
「外に出ていって避ける」
evadion「回避」
evasive「回避的な」
- 語源で覚えよう!
-
pervade
-
per(完全に=perfect)+vade(行く=go)
-
「染み込む」「行き渡る」「普及する」
4. objection「反対」
【動詞形】object「反対する」
- 語源で覚えよう!
-
object
-
ob(〜に対して=against)+ject(投げる)
-
「投げつける」「投げつける相手」
-
「反対する」「対象」「目標」「物体」
ject「投げる」
を覚えておくと便利です!
project
→ pro(前に)+ject(投げる)
→前もって考えを投げかける
→「企画する」「映し出す」
projector「プロジェクター」
pro = pre「前に」
も覚えちゃいましょう!
preschool
「保育園」「幼稚園」「就学前の」
protect
→ pro(前を)+tect(覆う)
→「保護する」
protest
→ pro(前で)+test(証言する)
→相手の前でマイナスの証言をする
→「講義する」
※test は「テストで実力を証明する」のように考えると、
「証言する」という語源がわかりやすいです。
問題5: are working / were working / will be working / have been working
- 【問題】()に入る答えは1~4のうちどれか?
-
A: We ( ) since we got here. Let’s get some water.
B: That’s a good idea. I’m really thirsty.
1. are working
2. were working
3. will be working
4. have been working
この問題の解説
since we got here
「ここに着いてからずっと」
があるため、現在完了形と判断します。
have been working は、現在完了進行形で
「今までずーっと働いている」という意味です。
問題6: obeyed / escaped / slipped / chased
- 【問題】()に入る答えは1~4のうちどれか?
-
The police found the man who stole the money and ( ) him across town.
They finally caught him after a few hours.
1. obeyed
2. escaped
3. slipped
4. chased
この問題の解説
chase「追跡する」「追跡」
カーチェイス(car chase)
「車で追跡する(追いかける)こと」
と覚えましょう!
stole は「盗んだ(stealの過去形)」です。
※「盗む」steal – stole – stolen
across は「横切って」
→cross(十字)を切るように横切って
→渡って色々なところに
→いたるところに
the police「警察」
これは集合名詞で、複数扱いとなります。
第2文の「they」は、the police を指しています。
他の選択肢の解説
1. obey「〜に従う」
人や命令に対して、本人が(良いと判断して)従うことです。
【反対語】
disobey「逆らう」「違反する」
2. escape「逃げる」
- 語源で覚えよう!
-
escape
-
es(外に=ex)+cape(マント)
-
「マントを脱ぎ捨てて外へ出る」
-
「逃げる」
cape「帽子付きのマント」は、
cap「帽子」とcabbage「キャベツ」と同じ語源です。
cap, cab, cub は、いずれも「頭」のことです!
cabbage「キャベツ」は、
頭のような形のため、こう呼ばれるようになりました。
- 語源で覚えよう!
-
capital
-
cap(頭)+tal(形容詞「〜の」)
-
「頭の」
-
「大切な」
大切な都市→首都
大切なもの→資本
What’s the capital of Japan?
「日本の首都はどこ?」
It’s Tokyo.
「東京です。」
3. slip「滑る」
日本語で「車がスリップ(slip)する」
→「車が滑る」といいますね。
英語では「人や動物が滑る」でよく使います。
I slipped on a banana skin.
「バナナの皮で滑ってしまった。」
問題7: with / to / over / in
- 【問題】()に入る答えは1~4のうちどれか?
-
Ashley lives near an airport, so airplanes often fly ( ) her house.
1. with
2. to
3. over
4. in
問題8: at hand / in case / for now / by mistake
- 【問題】()に入る答えは1~4のうちどれか?
-
When Amanda left her son with a babysitter, she wrote down her call phone number just ( ) there was a problem.
1. at hand
2. in case
3. for now
4. by mistake
この問題の解説
in case S+V「SがVする場合に備えて」
case「場合」
文末に just in case の時は「万一の場合に備えて」の意味。
I’ll let you know my smartphone number just in case.
「万一の場合に備えてスマホの番号知らせておくね。」
【本文中の重要熟語】
leave A with B「AをBに預ける」
leave her son with a babysitter
「息子をベビーシッターに預ける」
他の選択肢の解説
1. at hand「手元に」「すぐ近くに」
「(空間的に)近くに」
「(時間的に)近くに」
両方の意味がある!
Make it a rule to have a few books at hand.
「本を数冊手元に置いておくようにしなさい。」
The festival is at hand.
「お祭りはもうすぐです。」
3. for now「今のところ」
「後のことはともかく今のところは」のニュアンス!
今の(now)間は(for)
→「今のところ」「とりあえず」
4. by mistake「間違えて」「誤って」
by mistake「間違えによって」→「間違えて」
問題9: the class is full / the class is too expensive / I’m too busy then / I don’t want to go alone
- 【問題】()に入る答えは1~4のうちどれか?
-
A: Hey, honey. Did you know that a new yoga class is going to start at the community center?
B: Oh, really?
A: Yes, I want to try it, but ( ).
B: Hmm. A yoga class might be fun. Maybe we can join it together.
1. the class is full
2. the class is too expensive
3. I’m too busy then
4. I don’t want to go alone
問題10: well / high / many / early
- 【問題】()に入る答えは1~4のうちどれか?
-
Linda is a very good golfer.
Her younger brother cannot play as ( ) as she can, so sometimes she gives him lessons.
1. well
2. high
3. many
4. early
お疲れ様でした!
それではまた。ファイトー!
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